色んなタイプの男性が愛!?を囁く
ちょっと身体が弱くて、花好き
「ごめんね?また入院だって......いつも心配かけちゃって......僕、男だし本当は君を守る側なのに......」






「早く病気を治して、今まで支えてもらってた分、たくさん君を甘やかしてあげるからね?」






「あーあ......君と旅行とかに行きたいな。でも、僕身体弱いから、今まで旅行どころか、デートもあんまり出来てないよね......」






「デートも、ほとんど公園とかだし......」






「まずは旅行の前に映画館デートとかしたいね?」






「あっ!あと、植物園に行きたいなぁ!!僕、花が好きなんだ!!」






「チューリップとかヒマワリとか......桜も好きだし。地面に力強く咲くタンボポも大好きだよ!」






「本当は鉢植えとかは病院では駄目らしいけど、僕は花を育てるのも好きだから、親に頼んで鉢植えを持ってきて貰うんだ。」






「どーせだし、家庭菜園?って事で、ミニトマトにするよ。一緒に育てようね?」






「えへへ。やった!実はね、鉢植えは本当に育てたいっていうのもあったんだけど、君を誘う口実でもあったんだよね。」






「そうだ。これ......受け取って?四つ葉のクローバーのモチーフがついた指輪......」






「うん。似合うよ?」






「あのね。四つ葉のクローバーの花言葉はね?『私のものになって』なんだ。」






「僕のものに......なってくれるよね?」
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