運命
私に好きな人ができて1週間がたった。

未だ進展などせず、眺めていることしかできていなかった。


「まだ1回も喋ってないの!?!?」


千里が朝から叫んだ。


「しーっ!!!静かに!!!・・・だって喋れないんだもん」

「だもん、じゃないよ!!!そんなトロトロしてたら誰かに先越されちゃうよっ!!!」

「そんなん言われても~」

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