運命
その電話に出たのは千里のお母さんだった。


「美奈ちゃん!?千里が・・・ッ、今○○病院にいるからすぐ来てほしいのっ」


「○○病院ですね!!!わかりました、すぐ行きますっ!!!!!!」



私は無我夢中で走った。



千里に会いたいという一心で・・・。



千里の病室に着いたら辺りは静かになっていた。



「どうして・・・?」


病室に入ると、千里のお母さんと担当の医者と看護婦が千里を見つめていた。



「・・・ッ美奈ちゃん・・・」


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