運命
そんなの、わかってるよ・・・。

でも、千里が突然死んだなんて受けいれれるわけないじゃん・・・。

昨日まであんなに元気に遊んでたんだよ?昨日まであんなに笑顔を見せてくれてたんだよ?なのに、もうあの笑顔も見れないの?


神様はどうして千里をあの世へ連れて行ったの?

私でも良かったでしょ?


こんな気持ちばかりが頭の中を駆け巡っていた。



でもさっきまで泣いていた千里のお母さんはちゃんと涙を拭いて千里に最後のお別れを言っていた。


そうだ・・・。



大切なことを私は忘れてたんだ・・・。
< 77 / 84 >

この作品をシェア

pagetop