ヒミツのオタクちゃん
ドンッ

ドサッ


「きゃあっ」


あ、やっべ。

誰かとぶつかった。

なんてぶつかり合って、転んでる女の子を、くらくらする頭で確認する。

やっばい、やばい。

「ご、ごめん!!」

慌てて立ち上がって、転んだ彼女に手を差し伸べる。

差し伸べながら、俺は目をひん剥く。



なんて、なんて、なんて!

なんて可愛い子なんだろう!!
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