Sweet*だーりん!
翌日*
あたしは一旦
学校から家に帰って
着替えとかを持って
心くんの家に
行くことにした。
...
心くんの家に向かっていると
1台の車があたしの横に
停まった。
「...?」
不審に思いながら
そのまま歩きだそうとすると
「真琴ちゃんだよね?」
「え?!」
中から顔をだした
見覚えのある人...
「あっ...えっと、
環の...か..彼氏..」
環には2人
彼氏がいるから
ややこしい。
この人はたしか
バイトの先輩だったかな..
「覚えててくれたんだ。
あ、でも環ちゃんとは
別れたよ。
なんか彼と仲直りした
みたいで。笑」
「あ、そうですか..」
何で言ってくれないの〜!?
環!!
「どこ行くの?
乗せて行こうか??」
「えっっ!
いいですいいですっ!!
近いんでっ!!!」
ほぼ知らない人の
車に乗るのには抵抗が...。
「そう?
じゃあ気をつけてね」
「はい...」
「俺の名前、
木戸玲志。覚えててね」
「えっ。」
木戸さんていうのか..。
やっぱり
なんか合わないなぁ。