LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様教師が旦那さま!?




 「そうなんだ。 潤がね、
潤ってわかる?」



 「潤君だよね。」



 「そう。 潤がお見舞いに
行けって。いつもどんな時も
2人一緒だったって。
わたし、どうしてあなたの事
忘れてしまったんだろう。」





 「・・・・。」





 「あなたに聞いてもわからないか?
ごめんね。 変な事聞いて。
それで、その・・・わたし
あなたの事何て呼んでたのかなぁ?」





 「希愛だよ。」




 「そっか。 なら、希・・・愛・・・
なんか照れるね。
報告があります。 わたし潤と
付き合う事になりました。」




 「えーーーーー!!!!」





 「ずっとね。 ずっと潤
のこと好きだったの。
でも告白して断られて幼なじみって
いう関係まで壊すのが怖かったんだ。
だから、潤の気引こうって男の子
と仲良くしたりもしたけど、なかなか
伝わらなくて・・・。
でも、でも昨日潤のほうから告白して
くれて、すごくうれしくて。」




 優衣の顔が真っ赤に染まる。




 「おめでとう。」



 「ありがとう。潤が親友の
希愛に真っ先に報告してこいって
聞いてくれてありがとう。」




優衣めっちゃ幸せそう。




でも、でもそれなら先生は?




記憶を失った優衣を問い詰めても
無理だよね。























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