僕の妹
夏の日
「いってきます」小学校の今日は夏休み前の日だった・・幸子は元気よくうちを出て行った。


僕はというと大学の課題に追われていた・・・もう大学来年は3年になる。
別嬪の彼女ともなかなかデートできないのが現実だった。少しさびしいような気もしたがまああまり深く考えずにもくもくと課題をこなしていた。




幸子がランドセルをほうり投げて、またうちから飛び出していった。夏休みの課題、昆虫採集だそうだ。ふうんここら辺にもまだ昆虫なんているんだな・・・・・・・・・



都会になってしまって虫なんていないようだったが・・・・



暑い夏の日が一日中続く。僕は図書館なら勉強がはかどるだろうと思い図書館に向かった。図書館では彼女が来ていた「君も来てたの」「うんうちではなかなかはかどらなくて」「そうか僕もだよ」「ぜんぜん相手できてないね」「うんいいよ、学生の本分は勉強だから」「本気でそんなこと思ってないでしょ」「ふふ思ってない」
< 13 / 92 >

この作品をシェア

pagetop