めぐり会い


「ただいま〜 菜々子ちゃん眠っちゃったよ!」


と 何もしらない賢也くんは眠った菜々子を
抱っこして帰ってきた。


「賢也 あなた事故後
約束がどうのこうの と言ってたけど
何か思い出した?」


「いや・・・
そんな大事なことじゃなかったかも」


「賢也くん お母さんに聞いたんだ・・・
もしかしてその約束は 『はな』とかいう子と
会うんじゃなかった?」

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