花歌―ハナウタ
17歳
仕事が決まらない。
高校に行ってたらちょうど春休みの真っ只中だ。
『ヤッバー!あと、小銭しかないよ…』
財布には残り300円と少し。
300円ちょっとで、お腹いっぱいになるもの何が買えるかな…とコンビニでうろうろ検討中。。
店員が不審そうな顔つきでこっちを見ている。
まるで、万引きでもしないか視察している感じだ。
『見てんじゃねーよ、ハゲ!』
胸くそ悪くなり、コンビニを出た。
その時、携帯が鳴った。
着信 真由美
高校の同級生だ。
学校ではそこまで仲いいわけじゃなかったけど。
あたしが仲良しな子と友達だったから、たまにしゃべったりはしてたくらいの子。
『…もしもーし』
『もしもし〜あたし真由美!元気ぃ?
てゆーか!今一人暮らししてんだってうらやましーぃ。
今春休みだからさぁ、遊び行っていい??』
高校で噂になってるらしい。
『別にいいけど』
『じゃ、今から行くわ!場所わかんないから、駅についたら電話するからさぁ、迎えにきてね』
返事をするかしないかのうちに、一方的に電話は切れた。
(今から?勝手だな〜こいつってこんなやつだったっけ?)
でもこっちにきてから、誰も知り合いがいなかったから、そこまで仲良くなかったにしても、知ってる子に会うのはちょっとうれしかった。
高校に行ってたらちょうど春休みの真っ只中だ。
『ヤッバー!あと、小銭しかないよ…』
財布には残り300円と少し。
300円ちょっとで、お腹いっぱいになるもの何が買えるかな…とコンビニでうろうろ検討中。。
店員が不審そうな顔つきでこっちを見ている。
まるで、万引きでもしないか視察している感じだ。
『見てんじゃねーよ、ハゲ!』
胸くそ悪くなり、コンビニを出た。
その時、携帯が鳴った。
着信 真由美
高校の同級生だ。
学校ではそこまで仲いいわけじゃなかったけど。
あたしが仲良しな子と友達だったから、たまにしゃべったりはしてたくらいの子。
『…もしもーし』
『もしもし〜あたし真由美!元気ぃ?
てゆーか!今一人暮らししてんだってうらやましーぃ。
今春休みだからさぁ、遊び行っていい??』
高校で噂になってるらしい。
『別にいいけど』
『じゃ、今から行くわ!場所わかんないから、駅についたら電話するからさぁ、迎えにきてね』
返事をするかしないかのうちに、一方的に電話は切れた。
(今から?勝手だな〜こいつってこんなやつだったっけ?)
でもこっちにきてから、誰も知り合いがいなかったから、そこまで仲良くなかったにしても、知ってる子に会うのはちょっとうれしかった。