花歌―ハナウタ
でも店長の答はこうだった。
『水谷がもう関係ないと言うなら、
俺たちもあの男と接触しないようにみんなで守るつもりでいる
ただ、水谷の答を聞いてからじゃなければ
こっちも動きようがなくてな…
こんなこと言ってはなんだが、
あまり、女を幸せにできるような男じゃないんじゃないか?』
そうなんだ
それは頭ではわかってる。
龍司はまたくるだろうか
なんでいまさら?
わからない
わからない
怖い…
なに考えてるの?
龍司。