ことば
夜、大槻さんに短いメールを送ってみた。
「写真現像したいんですけど、部室行っていいですか?」
すると、30分ぐらいで、彼らしい爽やかな返事が入った。
「もちろん!!現像のやり方とかわからんよな?俺でよければ教えるから、明日の4時ぐらいとかいける?」
明日は3時までの講義があるから、彼が指定した時間はベストだったのですぐにOKの返事をした。
(どんな写真に仕上がってるんやろ…)
久しぶりにドキドキワクワクしている自分がいる。
たくさん撮り続ければ、いつか私にもあの自由人みたいな写真が撮れるのだろうか。
そう言えば、あの自由人は今はどこで何をしているんだろう。
今日もどこかで、周りの目も気にせず、空に向かってシャッターを切り続けているのだろうか。
どうして空の写真を撮ろうと思ったんだろう。
将来は写真家になるんだろうか。
次々に色んな疑問が湧き出てきて、気になって気になって眠れなくなってしまった。
まだきちんと会った事もない人物の事が、こんなにも気になるなんてどうかしてる。
自分とは掛け離れた世界にいる様に思えるあの男が、どんな風に笑い、どんな風な声をしているのか。
もしかしたら、明日部室に行けば会えるかもしれない。
そう考え出すと、ますます眠れなくなった。
「写真現像したいんですけど、部室行っていいですか?」
すると、30分ぐらいで、彼らしい爽やかな返事が入った。
「もちろん!!現像のやり方とかわからんよな?俺でよければ教えるから、明日の4時ぐらいとかいける?」
明日は3時までの講義があるから、彼が指定した時間はベストだったのですぐにOKの返事をした。
(どんな写真に仕上がってるんやろ…)
久しぶりにドキドキワクワクしている自分がいる。
たくさん撮り続ければ、いつか私にもあの自由人みたいな写真が撮れるのだろうか。
そう言えば、あの自由人は今はどこで何をしているんだろう。
今日もどこかで、周りの目も気にせず、空に向かってシャッターを切り続けているのだろうか。
どうして空の写真を撮ろうと思ったんだろう。
将来は写真家になるんだろうか。
次々に色んな疑問が湧き出てきて、気になって気になって眠れなくなってしまった。
まだきちんと会った事もない人物の事が、こんなにも気になるなんてどうかしてる。
自分とは掛け離れた世界にいる様に思えるあの男が、どんな風に笑い、どんな風な声をしているのか。
もしかしたら、明日部室に行けば会えるかもしれない。
そう考え出すと、ますます眠れなくなった。