ツンツン彼氏×あまあま彼女



 いつもこう

 酷いことばっか口にしちゃってさぁ


 あたしは教室に入った

 そこにはさっきまで裏にいた翔ちゃんがいた

 

 「だよなぁ~っっ」

 そこにはいつもと違う笑い方でいつもと違うしゃべり方の
 翔ちゃん…

 ほかの女の子の前ではあんな笑うのにあたしの前では
 あんな笑い方しない…

 女の子に囲まれちゃってさっ

 『ん~』

 「だいじょーぶだよ」

 そう言ってくれたのはあたしの大親友の
 北村 しぃ
 優しくて、可愛くて、スタイル抜群で、すっごくおしとやかで
 いいとこずくしなの


 『ありがと~
 そんなこと言ってくれんのしぃちゃんだけだよぉ』

 「今日もモテモテだね愛美多君」
 『う…ん…
 認めたくないけど』

 「認めちゃえば~」
 『え~ひどいよぉ』
 「だってさぁそんな彼優羽のなんだよ』

 しぃちゃんはあたしの事ユウって呼んでる

 
 『ん~でもぉ』
 「でもじゃない!」

 「自身持ちなよ!」
 『うん…』

 『あたしの前であんな笑い方しないよ…』
 「じゃああたしが言ってきてあげる!」


 『うん!ありがとぉ』
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