甘い声で囁いて


あたし別にこんな綺麗なお姉さんに話なんてないし!!



ペラペラ喋る加宮さんの腕をぐいっと引っ張ると。



「こいつ、美弥。お前のにーちゃんの彼女だよ」


え?


こんな綺麗な人が..


「え?この子が?」


驚いたのはお姉さんも一緒みたいで。



あたし達は暫く無言状態のままお互いを見つめていた。




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