甘い声で囁いて



「美羽ちゃんは可哀想だよ、響くんは本当に素敵な人なのに」




ため息をつきながらも親友を心配する。




「いや、あんたみたいにオタクじゃないし。ゲームもキャラも興味ないし。
それに、可哀想な方はあんたでしょ?その“ゲーム”のおかげで
人間の男を今まで誰も好きになった事無いんだから」



「うっ・・」





そこまで言われると返す言葉が見つからない・・・




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