甘い声で囁いて


「申し訳ないけれどもって..そんな事で美弥さんが納得できると思っているの?」


「みゅう..お前には関係ないだろ?」


「関係..あるよ?家族だもの。それなのにお兄ちゃんはそんな言葉を口にするの?」



「みゅう!わるかっ」


「もういい!お兄ちゃんなんか好きにすればいいじゃない!」



叫び捨ててリビングを出る。



知らない知らない知らない!



あたしはただ



幸せになって欲しいだけなのに。







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