甘い声で囁いて



「はぁー」




家に帰ってもため息が減る事はなく。


朝はあんなに楽しみにしていたゲームも




今は全くやる気が起きない。




視線の先にあるゲーム機を見つめながら
ベッドに横になっていると



「ただいま~~」



時計の針はすっかり7時になっていて。

玄関先からお兄ちゃんの明るい声が聞こえてきた。



やばい、ご飯の用意してない!!

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