甘い声で囁いて



小声で美羽ちゃんの答えを求めると




「まぁ何とかなるんじゃない??」



とまぁ、超が付くほどのお気楽な答えが返って来た。




「なんとかって」



「美羽ちゃんあたしの事考えてる?」


「もちろん、でもね、意外と世の中どうにでもなっちゃうのよ」




そんな人生悟ったみたいな言い方されたって・・


「大丈夫、大丈夫!」


とうとう鼻歌なんか歌っちゃって、
上機嫌で教室に入って行った。



「もう!美羽ちゃん!」


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