<GREEN>

「お待たせしました」

運んできてくれたそれは
見た目はフツーのブラックコーヒー。

「あ、どうも。。」

「飲んでみて!」

店長は少年のような目をして
あたしに催促をした。

まずは香りをかいで・・

うん、
今まであんまりかいだことない香りかも
濃い・・というか深いのかな?

一口飲むと、


「・・・・。」


「どう?!おいしい?!」


「・・えぇと・・・」

なんて言えばいいのか・・・!


「独特ですね!!!!」


不思議すぎる味!
酸味も苦味もあるけど香りも独特!

今まで飲んだことがないのは確か!

ただ、これがおいしいのかどうかは
あたしには判断できなかった。


「独特・・・
 うん、独特です・・・ね」

あ~
店長があんなに目ぇキラキラさせてたのに
うまい言葉が見つからないよ・・・

申し訳なくてマトモに目が合わせずらい…















< 27 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop