chokolate
「ねぇ、聞いてる?」
『・・・あっ、ハイ!えっと・・・どちらさまで・・・?』
「僕たちの事は、後から嫌でもわかるよ」
『あっ・・・そうです・・・か。』
嫌でもって・・・なんか・・・怖いなー・・・
「ハルキーこの子さっさと送って部屋行こうぜー?」
「そーだな。君・・・何組?」
『あたし・・・1年6組・・・です。』
「じゃあ、第1校舎だね。おいで?」
――――――――――――――・・・
「ついたよ。困った事があったら相談しに来ていいからね?」
あっ、でもなんかいい人なのかも。
そうだ、名前!
『あっ、あの!名前は・・・?』
「僕はハルキ。右にいる仏頂面はリュウキ。その右にいる金髪のやつはトシヤ。そして、僕の右にいるメガネをかけているのはシュウ。シュウの左にいるのがユウタ。僕たちは全員2年4組だから。あっ2年は第3校舎だからね?」
とても詳しい話を聞き終わったと同時に・・・
「お兄ちゃん!?」
「あっアオイ。」
アオイ!?え・・・お兄ちゃんって・・・まさか
「あら、リン。なんでお兄ちゃんと一緒にいるのよ。」
『お兄ちゃんってさ、ユウタ先輩・・・?まさか・・・兄妹なの!?』
「えぇ」
まじですか。
いや、吃驚だよ。おどろいちゃったよ。
ビビらせんなやコノヤロー!!
なんて言ってるのは心の中だけで。