ヤンキー女
着替えさっそく赤星学園に向かった


「でかっ!!!!」


大きな門に赤星学園と書いていた

「理事長室ってどこだよ…」


「ドンッッ!」



突然後ろからぶつかられた


「いってーな、誰だよ」



後ろを振り返るとそこには…
全国No.2青龍の総長だった



「あぁ、わりぃ」



地味な格好をしているから気づかないんだろう

あたりまえに気づくわけない。

だって私の今の格好は…
貞子みたいな長い黒髪にロングスカートそれに顔がばれないように髪で顔を隠している



「あっ、大丈夫です…」


気持ちを落ち着かせて言った



「なんでお前こんな所で立ち止まってるんだよ」


「あのー…理事長室が分からなくて……教えてもらえますか?」


「めんどくせーなぁ、こいっ」



黒いオーラを出してそう言うが
私に通用するはずがない

無言で2人並んで歩くとすぐ
理事長室についた



「連れてきてくれてありがとう」


「…………」



無言で行ってしまった


「なんだあいつ」
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