ヤンキー女

そんな長話しをしていると
チャイムが鳴った



「チャイム鳴っちゃったねー…
それじゃ凛ちゃん行こうか」



「はい。」



そして担任と2人で理事長室から出ようとした時留奈さんが口を開いた



「高木君、凛ちゃんの事頼んだわよ」



「はいっ。失礼しました」



そう言って理事長室を出た



廊下を先生と2人で歩いていたら


5分もしないうちに1-Dと書いている教室についた



「僕が合図したら入ってきてね」



「わかりました」



そう言って教室のドアを開けた


しかしうるさいのが一向におさまらないので先生が仕方なく



「うっせーぞテメェら。
先生が来てんのわかんねーのか」

ドスの効いた声で叫ぶと一気に静まった


すると気を直して



「今日は転校生が来ています」



そう言うと少しガヤガヤした


そして担任が



「入ってきて下さい」



そしてドアを勢いよく開けた





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