禁断
帰宅した私は 泣き顔を家族に見られたく無く
自室に入った


着替えもせず
化粧も落とさず

布団に潜り込み 声を殺し泣いた

先の事より

浩志の言葉が 辛かった


事実上 別れ話しをされたのだから


余りにも いきなりに

話し合う 隙間も与えずに


私の 心はどこに行けばいいのか


……心……壊れた…
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