禁断
その頃

浩志は1人スナックでお酒を飲んでいた


酔って

酔いつぶれて

決断した思いに後悔を感じて

よその庭に咲く花を

手折ったのは自分

こうなる事はわかっていた

わかっていて でもその時はここまで後悔するとは思わなく

待っていたのは 取り除く事の出来ない

苦しみ…


このグラスに その思い

注ぎ入れて 飲み干す事が出来るなら

ぬぐい去る事が出来るなら
< 145 / 187 >

この作品をシェア

pagetop