禁断
私は 意をけして話し始めた


『豊さん …私が豊さんの胸に飛び込めなかった 理由を話します』
………


一瞬 全ての時が止まった

豊さんは私の顔を見つめた


豊『…話して欲しい
全て受け止めるから…』

豊さんの言葉がしみた…


私『豊さん…私
豊さんがアメリカに行ってる間…違う男の人と付き合ってたの


御免なさい

到底 許される事ではないわ

今はその人とは切れてるけど

こんな私が豊さんのような誠実な人と結婚は許される事ではないの…』


私は 話しながら涙がこぼれた…
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