禁断
豊さんがいるのに
あんな失礼な奴嫌な筈なのに

電話が鳴らない事を気にする私


(気紛れなんだから 帰っちゃえ)


私は 無駄な時間を潰したと 苦笑い

帰り支度をして会社を出た


アレ?…浩志…


君のいる銀行知ってたから

ごめん 待ってた

電話しても 拒否られると思って…


ずっと待ってた



今はPM6:45
1:40分待ってた事になる…


私『…困るわ…私には彼氏いるのに…』
浩志『…わかってる…けど…俺も知って…』
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