禁断
浩志の頭を撫でる手は大きい
柔らかく
髪一本一本をすくように

背中を回した手
強く自分の体に染み込ませるように…

伝わる鼓動…
聴こえるものは夜風の音と
浩志の吐息…



この夜空の下
宇宙の中に今は2人

重ねる唇
見つめるのは
夜空の星と月だけで…
時の経つのも忘れて…
貴方 浩志に酔う…


キスして…
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