禁断
豊さんを 乗せた飛行機が到着

アナウンスの放送


ゲートから降りる 人の群集


その中に豊さんはいた


手をふりながら

この日を待っていたかのように

両手を広げて 私を抱きしめた



私『お帰りなさい!』
豊『ただいま…会いたかった とても どんなにかこの日を待っていた事か…』

私の中で後ろめたい 重さを感じながらも

豊さんの胸に顔をうずめた


逞しくなった胸

顔に 風格も備わって

今の私には…まぶし過ぎる
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