【長】☆Smile Love☆ー忘れないー
「俺さ。
感謝もしてんの、昇吾に…-。
うちの部って初心者ばっかで、本当に
どんなに努力しても、他チームに勝てなくて。
けど、昇吾が入ってきて、チーム。
変わってた。
勝てるんじゃなくて、勝つ!ってね?」
元部長はまだマネージャーでもない私に、
そう言った。
そして、
「昇吾を支えてくれ。
凌ちゃんにしかできないことで、凌ちゃんにやってほしい。
凌ちゃんなら・…大丈夫・…いぇ・…安・…心できっ・…る。」
泣きながら言われて。
私は先輩の背中をゆっくりとさすりながら。
心に決めた。