【長】☆Smile Love☆ー忘れないー





「俺さ。
感謝もしてんの、昇吾に…-。
うちの部って初心者ばっかで、本当に
どんなに努力しても、他チームに勝てなくて。
けど、昇吾が入ってきて、チーム。
変わってた。
勝てるんじゃなくて、勝つ!ってね?」




元部長はまだマネージャーでもない私に、
そう言った。




そして、

「昇吾を支えてくれ。
凌ちゃんにしかできないことで、凌ちゃんにやってほしい。
凌ちゃんなら・…大丈夫・…いぇ・…安・…心できっ・…る。」



泣きながら言われて。




私は先輩の背中をゆっくりとさすりながら。





心に決めた。





< 104 / 470 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop