【長】☆Smile Love☆ー忘れないー




「あった。」




昇吾の手には1冊のノートが握られていた。






“Story’s Notebook”





私にとってのタカラのノート





いつでも、持ち歩いているノート




「いいよ。ヘタだけど、笑うのはやめてね」



「笑んねーよ。」





と言って、ペラペラとページをめくる昇吾。





そのまなざしはとても真剣そのもので。






ふと、あの頃の昇吾が重なった。






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