果実100%の恋愛
自己紹介が終わって、みんながぞろぞろと帰って行く。

わたしの家は、片道1時間のけっこう遠いんだよね。

でも音楽聴きながら、外の風景見るのってけっこう気持ちいいんだよね。

わたしは来た道をゆっくり歩いていると、後ろから肩を叩かれた。

振り向くと、見覚えのある顔が…

「えっと…一檎だよね…?」

「ごめん、あなた誰?」

「同じクラスの祐だけど…覚えてないの?」

「てか、何で呼び捨て?」

「だって中学同じだったし…」

!!

思い出した…

中学3年の時一緒のクラスの人だ…

< 8 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop