天国からの恋文
俺?
俺は、直樹。


「おいっ!早くいくぞ!」
水たまりができた
アスファルトの道を
どんどん風のように
走る。
「おいまてよっ!張り切りすぎ!」
笑いながら俺の
隣で話始める。
「俺七海あきらめて正確だった」
こいつは、
本当にアホか!?
あいつは、
一時七海と付き合う直前
俺をかばって、
話を断った。
本当にアホだ。
「何で、あのとき断ったんだ?」
「お前の一途な思いには、
まけたからだよ!」
おどけた顔で俺にいう。
本当にアホだ。



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