大切な大切な宝物
「ところで名前は?聞いてなかったよね?」「俺は真田徠希(サナダライキ)君は?」「あたしは木村菜美。」「じゃあ俺帰るから・・・送って行こうか?」ドキッ「平気だよ。」なんか彼氏みたい・・・。“ドキッ”ってなっちゃったよ。「いいよっやっぱ送ってく・・・。」「いいのっ?ありがとう」何これ何これ!男の子にこんな事言われたの初めて・・・。なんかすごく嬉しい。これじゃああたしが徠希くんの事好きみたいじゃん・・・。帰っている時、話す事がなくて気まずい。何を話そうか考えていた・・・。その時・・・徠希が先に口を開いた。 「明日・・・会いに行きたいんだけど・・・クラスは・・・何組?」「3組だよ!じゃあまた明日話そうね!」 「うん そうだな・・・」 「じゃあまた明日ね〜!」 そしてあたし達は別れた。次の日、柚香と学校に行った。今日は遅刻しなかった。そういえば今日、徠希くん転入してくるんだよね!何組なんだろう・・・。 ガラッ あっ先生来たっ。「今日は転入生がいる・・・。真田徠希くんだ・・・。「あいさつしてくれるか?」「えっと・・・真田徠希です・・・よろしくお願いします!」あっ!徠希くんじゃん!同じクラスだっ!偶然だなぁ。
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