恋心。


気が付いたら


全てが終わってた



楽しかったあの時も


苦しかったあの時も。



だけどその事に


気付きたくなくて


目を伏せてた



時は待ってくれなくて


止めることなんて不可能


それなのに


自分だけ


止まった気になって


ずっとずっと


後ろを見つめてた



前に進みたくなくて


あの頃に戻りたくて


今という現実から


目を伏せたくて。




それは、弱いから?



自信がないから?



臆病だから?




そうかもしれない



あの頃が楽しすぎたから


新しい楽しいことが


見つかるまでが


怖いんだ



頼る人が怖いんだ


一人でやっていける


自信がないんだ




だから今日も1人


後ろを見つめながら


涙を流す




時が止まったような


気になって


後ろを見つめながら



涙を流すんだ‥




< 11 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop