この先もずっと
 




「あ、このまま泊まってけば~?」




まだ十分に酔っている舟橋が

軽くそんなことを言ってきた。




「やめとく、あたしもう帰るね?」




美果には悪いけど、

隼人のことも心配だし……


"じゃあね"と言って

椅子から立った瞬間、

堀北くんに腕を掴まれた。




 
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