花龍




「おおありがと!」


「ああ」




──ガラ



なんだこれ;
みんな雑魚寝してやがやる

「とりま座ろっ☆」


「ありがとう」


「ん??」

なんだよ
なにがありがたいんだい


「話し」


ああ、
はなし聞いてくれて
ありがとうといいたいのね


「うん」


そのあと無言だったけど
別に嫌な空気じゃなかった


話さなくてもなんか安心
できるような空気だった




だから知らないうちに



爆睡





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