魔法のホウキ

ん~無いなぁ。




…うわ、あと5分しかないよ。



どーしよう…。





いよいよ冷や汗が出てきた時、誰かに声を掛けられた。








「…瀬良……さん??」




「は……………??」








そこには、“瀬良彩乃”と書かれた体育館履きが入った袋を持っている桜井くんがいた。



< 28 / 125 >

この作品をシェア

pagetop