最後のわがまま 〜かけがえのない八日間〜
     



【7日目】









朝になったのかもわかりませんでした










体中が激しい痛みに蝕まれました










呼吸がろくに出来ませんでした











意識はほとんどありませんでした











私は救急車で運ばれていました










父と母が私の横で泣いていました











私は学校に行きたいと思いました











わずかに残された意識も
私の体から離れようとしていました











今日も一日ありがとうございました





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