最後のわがまま 〜かけがえのない八日間〜



家に向かっている間
明日花は嬉しそうに学校であった事を
話すのです






自分のために友達が泣いてくれたと








みんなの勉強が遅れてしまうのに
自分に授業のペースを
合わせてくれるのだと









学校に行って良かったと








生きてて良かったと








お父さんありがとうと







そう話すのです







僕はまた甘いことを考えてしまいます







この生活がずっと続けば良いと







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