わたしのお婿さま
え…?


何?

誰かいるの?




「姫…遅くなってすまない…」

その声は


ずっと待ち続けた誰よりも愛しい人の声

よ…し…た…か…さま?


振り向くとそこには義高様が立っていた

あの時と変わらない姿で
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