わたしのお婿さま
「愛してるよ…大姫、もう絶対に離さないから」

義高様の腕に力が入る

「私も愛しています…もう離さないで…」

お願いだからもう離さないで…

一人はもう嫌なの

貴方がいないなんてもう駄目なの

「約束する、僕はもう二度と離さないから。行こう、吉野達も待っている…」

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