わたしのお婿さま
「姫、そんなに慌てなくても大丈夫だよ。僕はちゃんと待ってるから」

「ごめんなさい、遅れちゃって」

「気にしてないよ、さぁ、行こうか」

そう言って私を抱き上げて馬の上に乗せてくれた

馬に乗ったのは初めてで思ってたよりも高かったけど、義高様がしっかりと支えてくれたからへっちゃらだったわ

早く山に着かないかなぁ~
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