洒落にならない怖い話
そんなこんなしている内に時間も流れ時刻は零時前、友人は「そろそろだな」と呟きスタンバイをする。
無論、零時になると同時に車のクラクションを鳴らす為である。
友人と俺(嫌々)は携帯電話で時報を聞き、零時までのカウントダウン開始をする・・・
時報『・・・・午前零時丁度をお知らせします・・・ピッ・・ピッ・・ピッ・・ポーン』
友人A「良し、今だ!!」
パパァ―――――――――――ッ・・・・
夜闇を切り裂く様に友人の車のクラクションが周囲にこだました・・・・・・・・・・だけだった
幾ら待てども、夜闇にボンヤリと浮かびあがった踏み切りには幽霊どころかそれらしい物すら現れなかった、そして当の友人は機嫌悪そうに「なんや・・・結局何も起きなかったやん」とぼやく始末。
俺は(ほらな・・・何も起きなかっただろ?)と言った感じの冷ややかな視線で機嫌悪げな友人を眺めていた・・・と。
カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン ・・・・・
項垂れる友人と呆れる俺の不意をつくように踏み切りの警報機が鳴り始め、列車の接近を知らし始めた。
無論、零時になると同時に車のクラクションを鳴らす為である。
友人と俺(嫌々)は携帯電話で時報を聞き、零時までのカウントダウン開始をする・・・
時報『・・・・午前零時丁度をお知らせします・・・ピッ・・ピッ・・ピッ・・ポーン』
友人A「良し、今だ!!」
パパァ―――――――――――ッ・・・・
夜闇を切り裂く様に友人の車のクラクションが周囲にこだました・・・・・・・・・・だけだった
幾ら待てども、夜闇にボンヤリと浮かびあがった踏み切りには幽霊どころかそれらしい物すら現れなかった、そして当の友人は機嫌悪そうに「なんや・・・結局何も起きなかったやん」とぼやく始末。
俺は(ほらな・・・何も起きなかっただろ?)と言った感じの冷ややかな視線で機嫌悪げな友人を眺めていた・・・と。
カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン カ ン ・・・・・
項垂れる友人と呆れる俺の不意をつくように踏み切りの警報機が鳴り始め、列車の接近を知らし始めた。