不思議の国のお伽噺。



もわわーん、と上がる煙。
まぁまぁの出来映えだ。



お皿に盛り付け、机にのせる。




「できたよー。」



ソファに座って、髪の毛をいじってたチェシャ猫を呼ぶと、チェシャ猫は、瞬間的な動きでこっちに来た。



「(…、早!)


はい、オムライス。」



目をキラキラさせるチェシャ猫。



…むしろチェシャ猫をいただきたい。



「いただきまーす!」



チェシャ猫は、一口口に入れる。

チェシャ猫の時間が止まった。



「…?」



ダメだった、かな?



「(ぷるぷるぷる…!)


美味しいよ、アリスーッ!」



チェシャ猫…!
私は、弟を見るような目でチェシャ猫を見た。



ご飯を食べ終わるまで、私は悶えていた←。






「さて、じゃあお風呂入ってくるね」


ご飯も食べ終わり、寛いでいた私。
だけど汗が身体に張り付いて、気持ち悪いことに気がついた。

お風呂場もちゃんとあったので、私はお風呂に入りに行った。











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