不思議の国のお伽噺。
『?』
『…僕は君と初めてあったから、君のこともなんにも分からない。
でも、君はよく頑張ったと思うよ。
たまにはここに来るといい。
いつでも、話を聞くから』
凄く、凄く優しい顔。
私は知らない間に、涙を流していた。
『いいわ!ここのお店、私が贔屓してあげる!
洋服の注文は今日からここでするわ!』
『おお、それは嬉しいね!』
『そうだわ、この店の名前はもう決めてあるの?』
『?決まってないよ?』
『私がつけても良いかしら?』
『いいよ!』
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