大好きなアナタへ



 『君が弾くピアノ、

  すっげぇいい音してるって


  友達が言ってた』




  何も考えられなかった。



  私の弾くピアノが


  いい音してて


  キーボードを弾いてと


  アナタに頼まれた。



  私はゆっくり


  首を縦にふった。




 『私でよければ』




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