自殺屋さんの笑うとき。
結局、噂はどんどん広まって…。
テレビや新聞などでは、自殺者の報道は規制された。
自殺として、報道された人に対して、ネットなどで自殺屋さんの仕業ではないか、というような内容の情報が大量に作られたからだ。
また、模倣的な殺人事件も起きた。
殺人犯が、俺は自殺屋だ、と言い張っていた。
そんな事件が、いくつもあったらしい。
つまり。
自殺屋さんの都市伝説は、悪い影響しか残さなかった。
世間にも。
私にも。