僕は君を追う
そんなある日の休日、私は純に呼び出された。
「どないしたん、純」
「あんな…俺、香奈枝のことが好きやねん!」
薄々勘付いていた。
告白されるんちゃうかなって。
「純…」
「香奈枝に忘れられへんヤツがおるのは知ってる」
「えっ…」
純がまさか翔ちゃんの存在を知っていたなんて。
私は一度も純に翔ちゃんの存在を話したことはなかった。
「すまん。浩平に聞いてん」
純と浩平は仲が良かった。
多分男子の中では1番しゃべってた気がする。
「そう…なんや…」
「せやけど、俺ならそいつのこと忘れさせれる」
純は真っ直ぐな瞳で私のことを見てきた。
一瞬"うん"と言いそうになったが、私はそれをこらえた。
「どないしたん、純」
「あんな…俺、香奈枝のことが好きやねん!」
薄々勘付いていた。
告白されるんちゃうかなって。
「純…」
「香奈枝に忘れられへんヤツがおるのは知ってる」
「えっ…」
純がまさか翔ちゃんの存在を知っていたなんて。
私は一度も純に翔ちゃんの存在を話したことはなかった。
「すまん。浩平に聞いてん」
純と浩平は仲が良かった。
多分男子の中では1番しゃべってた気がする。
「そう…なんや…」
「せやけど、俺ならそいつのこと忘れさせれる」
純は真っ直ぐな瞳で私のことを見てきた。
一瞬"うん"と言いそうになったが、私はそれをこらえた。