僕は君を追う
でも優太に慰められても俺の気持ちは一切明るくならない。
笑顔にいくらなれても…。

「まっ、これでお前が元気になってるとは思ってないけど」

でも優太はやっぱり分かってくれている。
こういうところが優太の良い所だ。
だから俺でも長年付き合っているんだ。

「お前と何年一緒に居ると思ってんだよ~」
「5年、だろ?」
「さすが翔太くーん」

優太はニヤニヤ笑いながら言った。

「キモイ」
「別に知ってるけどー」
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