もう一度、君と
第一章

出会い

高校の入学式、
一目で君に心を奪われた


自分でもびっくりするくらい、
あまりにも自然に
君が心に入り込んだ


肩より少し長めの
淡い栗色のキレイな髪
華奢な体に小さな顔
その小さな顔に
印象的な大きな瞳


式が済んだ体育館から
新しい教室へ移動する途中
中庭の大きな桜の木を
見上げる君の横顔は
俺の心に
今まで感じたことのない
鼓動を呼び込んだ


横山千早、
人生初の一目惚れ!!



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